巧みな“仕掛け”で現代社会の日常を魔訶不思議な世界へと変える新世代ミステリー作家・結城真一郎と、ミステリーを愛する俳優・南沢奈央が、その魅力と舞台裏を熱く語ったスペシャルトークがオンデマンドで登場!
犯人が誰なのか予測不可能なドキドキ感、緻密に回収される伏線、驚愕のラスト――
一度読み始めたら止まらないのがミステリー小説。次々と名作が誕生する中で、謎解きの難易度も上がり、ファンの期待も過熱しています。
前作『#真相をお話しします』が累計50万部の大ヒット! 話題の新進ミステリー作家・結城真一郎が、約2年ぶりに新作『難問の多い料理店』を発表しました。 その発売を記念して、著者である結城真一郎と、大の読書家でミステリー愛好家としても知られる俳優・南沢奈央によるトークイベントを開催!
本イベントでは、東京・六本木にあるフードデリバリー専門レストランを舞台に繰り広げられる全6編の連作ミステリー短編集について、プロットやキャラクター設定、結末に至るまでの“結城式ミステリー”の作り方を大公開! さらに、ミステリーの醍醐味である“謎解き”とその究極の楽しみ方について、作り手である結城と読み手である南沢の視点で自由に語り合います。
――作り手と読み手の熱い思いが交差する“一夜限りのミステリー愛好会” をぜひお見逃しなく!
大好評発売中!新刊書籍『難問の多い料理店』
● こんなミステリを、私たちはずっと待っていた!!
ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の「僕」は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は1万円」と、嘘みたいな儲け話を提し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。そうして多額の報酬を貰っているうちに、僕はあることに気づく。どうやらこの店は「ある手法」で探偵業も担っているらしい、と。不自然な焼死体が出たアパート火災、空室に届き続ける置き配、 謎の言葉を残して捕まった空き巣犯、なぜか指が二本欠損した状態の轢死体……。オーナーは、配達員に情報を運ばせることで、どんな謎も華麗に解いてしまう。そして、配達員にこう伝えるのだ。――「口外したら、命はない」と。
- 【摩訶不思議な本格ミステリ収録全六編】
- 1.転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件(『本格王2023』選出作)
- 第一話を特別公開中! 現代社会に潜む謎を解き明かす、そのスリルと興奮をぜひ体感してください。
- 2.おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件
- 3.ままならぬ世のオニオントマトスープ事件
- 4.異常値レベルの具だくさんユッケジャンスープ事件
- 5.悪霊退散手羽先サムゲタン風スープ事件(『本格王2024』選出作)
- 6.知らぬが仏のワンタンコチュジャンスープ事件
講座内容
視聴期間:180日間(約6か月)
※本講座の視聴期間は、お申し込み(決済完了日)より180日間(約6ヶ月間)になります。
※購入から180日間何度でもご視聴いただけます。
※180日が経過すると視聴ができなくなるため、時間に余裕を持ってご視聴ください。
- 受講時間:約69分
- 受講料金: 2,000円(税込)
- 申込締切:
2024年12月31日(火)16:00 - 講座テーマ:
ごく身近な日常の延長線上のミステリの質がなぜこんなにも人々の心を捉えるのか
- -オープニングトーク|謎解きの世界に引き込まれる瞬間
- -プロット|現代社会というガジェットについて
- -キャラクター |読者の心を一瞬で掴むキャラクターとは
- -伏線|読者の期待に応える作家の見せ場「核心が掴めない空気感」とは
- -結末|読み手と書き手の共犯関係とは
- -クロージングトーク|ミステリー小説はやっぱりやめられない!
- -Q&Aコーナー
講師プロフィール
結城真一郎(ゆうきしんいちろう)
作家。1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞してデビュー。2021年「#拡散希望」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。「#拡散希望」を収録した『#真相をお話しします』で、2023年本屋大賞ノミネート。その他の著書に『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』がある。
南沢奈央(みなみさわなお)
俳優。1990年生まれ。埼玉県出身。連続ドラマ『恋する日曜日 ニュータイプ』で主演デビュー。以降、ドラマおよび映画『赤い糸』シリーズやドラマ『高校入試』『大奥~誕生[有功・家光編]』、映画『象の背中』『八月の二重奏』、舞台『罪と罰』『恐るべき子供たち』などの話題作に出演している。大河ドラマ『軍師官兵衛』をはじめ、『お父さんは二度死ぬ』など多くのドラマに出演。「女優そっくり」/ WEB「NHK出版 本がひらく」毎月1日連載中、TOKYO FM『nippn ¡ hon−yomokka!』(毎週日曜18:30〜)「サンデー毎日」/「遠回りの読書」、信濃毎日新聞書評委員、「南沢奈央の読書日記」/ 本の総合情報サイトBookBang、著書:今日も寄席に行きたくなって(新潮社)
公式ホームページ: NAO's ROOM
Instagram: naominamisawa_official
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